2012年2月7日火曜日

公園遊具:川崎・塚越4丁目公園のパンダ

これまで公園を回ってきた経験からすると、定番の置物は「ぶた」。続いて、「ぞう」「きりん」「りす」「うま」「かば」「かめ」「うさぎ」といったところでしょうか。




子供たちに人気の動物であるはずの「パンダ」はほとんど見かけません。いったいなぜなのでしょう。


| yako | jan. 2012 |

私が推測する理由は「塗り分けの難しさ」。


| yako | jan. 2012 |

全身ピンクでも青でも、「ぶた」は「ぶた」。「きりん」は「きりん」。「ぞう」は「ぞう」。

しかし、全身単色で塗られてしまったら、「パンダ」はもはやパンダではなく、ただの「くま」。「パンダ」が「パンダ」であるためには、白と黒できちんと塗り分けをしなければなりません。適当な色で適当に塗ってはいけないのです。面倒ですね。しかも、白と黒なんて不祝儀の色。子供の遊ぶ公園ではあまりにも地味ではありませんか。


| yako | jan. 2012 |

適当に塗ったらどうなったか。
朝日新聞にも掲載された次の事例を教訓にしましょう。



(青鉛筆)「かわいくないパンダ」人気 愛媛・愛南町の公園
▽愛媛県愛南町の「南(なん)レク馬瀬山(ばせやま)公園」に置かれているパンダのベンチ=写真=が、「かわいくない」「目つきが怖い」と観光客の人気を呼んでいる。
▽3年前に公園の職員が塗り直したところ、柔和だった表情が一変した。 「いわゆる一つの塗り間違い」と担当者。元の写真をとるのを忘れたためという。
▽数年おきに塗り直すが、テレビでも取りあげられて関東から訪れる人もあり、しばらくは今の顔にする。担当者は「次は元の写真をとっておきます」。

『朝日新聞(大阪)』2011年6月22日、朝刊38頁。
(→こちらでも読めます。


テレビ朝日「ナニコレ珍百景」でも紹介されたとか。まあ、人気があるなら良いことです(笑)。でも、塗装の結果としてはアレのほうが強烈だと思うけど。


もはや、嫌がらせのレベル。

* * *

塚越4丁目公園にはパンダの他にも、希少種の「ヒョウ」がいます。


| yako | jan. 2012 |

ヒョウの後ろには……なんでしょう?


| yako | jan. 2012 |

色から推測するに、「食べられてしまったウサギ」でしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿